砂糖は米やいも、そばなどの穀類と同じに炭水化物の1つです。カロリーも1グラム4キロカロリーと同じです。茶碗1杯のごはんとスプーン15杯の砂糖のカロリーがほぼ同じですから、摂取量からみると砂糖は低カロリーです。ちなみに、脂肪1グラムのカロリーは砂糖の倍以上の9キロカロリーです。
 また、砂糖は非常に早く吸収され、ブドウ糖として脳にいきます。砂糖から出来たブドウ糖は、精神を安定化させるトリプトファン(肉にあるアミノ酸)を脳に取り込ませる手助けをします。トリプトファンは脳内でセロトニンとなり睡眠を促します。寝る前にトリプトファンを多く含むミルクに砂糖を入れて飲むのは不眠の特効薬となります。さらに先に述べたとおり精神を安定化させるため、脳が「キレル」ということがなくなります。
 また糖尿病は精神の影響をうけるため、砂糖が糖尿病を引き起こすというデータはありません。

 ノンシュガー=ノンカロリーというイメージは非常に強いようですが、実際はそうではない場合の方が多いようです。
 栄養表示基準制度では、食品百グラム(飲料では百ミリリットル)のエネルギー(カロリー)が五キロカロリー未満の場合に「ノンカロリー」、「カロリーゼロ」などと表示して良いことになっています。清涼飲料の中には、これに該当する製品も見受けられますが、菓子については油脂等を使用している場合、当然カロリーゼロにはなり得ません。
 例えば、あるメーカーのシュガーレスチョコレートに記載されている表示を確認すると、確かに砂糖入り製品より二〇%程度のカロリー減にとどまっている製品も見受けられます。また、付け加えれば、そのチョコレート自体のエネルギーは、同重量の砂糖エネルギー量よりも高いものがほとんどで、シュガーレス製品であっても、それ相応のカロリーを摂取している場合が多い事になります。

 カロリーレスの製品に使われているいわゆる「新甘味料」は、大別して四つに分類でき、それぞれ「虫歯になりにくい」、「整腸作用がある」など、砂糖には無い付加価値を持っています。糖アルコールや一部のオリゴ糖のエネルギー(カロリー)が砂糖より低いのは、「難消化性」(消化されにくい)という特徴があるためです。  また、非糖質系甘味料は一般に「カロリーゼロ」と言われていますが、厳密に言えばアスパルテームもステビアもカロリーは四キロカロリー/グラムとなっています。ただ、甘味度が砂糖の百〜二百倍と強いため、使用料がごく微量で済み、結果的にカロリーがほとんど無いという事になります。

 新しい甘味料が病気等によってカロリー制限を受けている人たちにとっては、有効であることは間違いありません。また、消費者の選択の幅が広がったこともいえます。しかし「新しい甘味料=健康に良い」、言い換えれば「砂糖=健康に悪い」と結論付けられることがあります。
 しかし、「低カロリー」、「カロリーゼロ」は本当に健康に良いのか、今一度考えてみなくてはなりません。
 私達は何のために「食べる」のかを考えてみると、その一番の目的は頭や体を動かすエネルギーを補足する、ということではないでしょうか。つまり、食品にエネルギー(カロリー)があることは至極当然であり、最も重要なことであるともいえます。
 ところが最近、「カロリーのあること=悪」のような風潮が目立ち、砂糖はその代表格のように言われています。ダイエットへの強い関心や、昔に比べてエネルギーの消費量が減ったということなどが背景にあるものの、人間は生きていく以上、エネルギーを摂らなくてはなりません。従って、エネルギーたる糖質は人間の体にとって不可欠なものであり、当然、その中には砂糖も含まれています。
 また、カロリーが無い、あるいは砂糖に比べて低いということは、エネルギー源として砂糖の優れた役割がこれらの甘味料には無いということになります。よく「疲れている時に甘いもの」といわれますが、これはあくまでも糖を摂取したときの話であって、非糖質系甘味料にこのような効果は期待できません。また、料理をする際の砂糖の持つ調理上の様々な効用もこれらの甘味料には無いと言えます。

 あずきは食べる以外に数々の効能が認められています。奈良時代には「そうすい」と呼ばれ洗剤として使用されていました。江戸時代にはこれを「シヤボン」と呼ぶようになります。あずきや大豆を茹でると出る泡。この泡の成分が「サポニン」です。サポニンは糖と他の物質が結合した配糖体と呼ばれ、身体の動脈硬化のもととなる過酸化物質の生成を抑制し、総コレステロールや中性脂肪の生成を抑える働きがあります。あずきの赤い茹で汁はサポニンが豊富です。
 先人は経験的に茹で汁が体に良いことが分かっていたので、茹で汁を入れた赤飯を作っていたのでしょう。また、サポニンは甲状腺を肥大化する作用もあるので、あずきや大豆料理には甲状腺ホルモンの成分であるミネラルのヨウ素を多く含む昆布やわかめを沢山とるようにしなければならない。また、あずきを彩る赤色の「カロチノテド」や「ポリフェノール」は活性酸素を除去して、ガン予防、動脈硬化予防、心臓病予防、免疫増強、抗アレルギー、血管の保護等、多彩な機能性をもって生活習慣病を予防することができます。
 中国医学は「医食同源」の考え方に成り立っており、約五〇〇〇年前、神農皇帝(淡帝神農)は農業を振興させると同時に野山を駆けめぐり、ありとあらゆるものを口にして自ら薬効と毒性を確かめ、三六五種の医薬を発見したといわれています。この中に赤小豆が含まれており、赤小豆は余分な水をとり腫れやできものを治すと記されています。
赤小豆 利尿、むくみを解消
ささげ 下痢や吐き気を鎮める、肝臓や胃腸の機能を高める
えんどう 利尿、おできを除去、糖尿病に有効
黒大豆 血液を浄化、薬物中毒に効く、風邪に有効、肝臓を強くして肌をきれいにする
黄大豆 水分の代謝を良くする、利尿、むくみをとる
落花生 止血、胃もたれ改善、肝臓からくるむくみをとる